前へ
次へ

身近にいる人が自然に教えていること

教育という一言には、かなり広い意味があります。学校教育や勉強という面で知識をさらに増やしたり、経験を積んで役に立つ技能を習得する意味でも使われます。しかしもっと身近なところに、自然と教育の要素はあるものです。例えば家庭の中で大人が子どもと一緒に過ごす時間は、ダイレクトに教育になります。帰宅したら玄関で靴をそろえて手を洗う、食事の前にはいただきますを言う、といった人が成長する過程で当たり前のように行うことを、毎日の生活の中で教えていくのも教育です。いわゆるしつけそのものが教育なのです。その場合大人の行動の一つ一つがお手本になります。自分からあいさつをしたり、使ったものは元の場所に戻すなど何気なくしている振る舞いは、そばで見ている子どもへの教科書です。難しく考えなくてもこのようなことが出来る人になってほしいと思うことがあったら、近くにいる大人が率先して動く姿を見せること自体が人間教育につながります。

Page Top